税理士・社労士必見!オンラインサロンで顧問契約を増やす実践事例

はじめに

税理士・社会保険労務士(以下、社労士)は法改正対応や人材不足などで顧問料の値下げ圧力に直面しがちです。そこで近年導入が進むのが、自身の専門知識をコミュニティ化し、見込み客と既存クライアント双方のエンゲージメントを高めるオンラインサロン。今回は実際に顧問契約数を伸ばした三つの事例を軸に、成功要因と運営ポイントを解説します。


事例 1 税理士法人A:資金繰り特化サロンで月5件の追加顧問を獲得

項目内容
サロンテーマ資金繰り改善と金融機関交渉
会員数150名(開設6か月)
会費月額 5,500円
成果資金繰り診断をきっかけに月5件の顧問契約(平均月額8万円)

成功ポイント

  1. 中小企業の切実な悩み「資金繰り」にテーマを絞りニーズを集中
  2. 月1回のライブ相談+資金繰りテンプレートを提供し、即効性を提示
  3. サロン内で診断レポートを個別にフィードバックし、顧問契約へ自然誘導

事例 2 社労士事務所B:人事評価制度コミュニティで継続率97%

項目内容
サロンテーマ小規模企業の人事評価制度構築
会員数90名(開設1年)
会費月額 8,800円
成果顧問契約化 3社/四半期 + 年間労務顧問継続率97%

成功ポイント

  1. 法改正情報を「即日要約スライド」で配信し、情報鮮度を差別化
  2. スラックで担当社労士が24時間以内に質問回答、安心感を提供
  3. 導入企業の成功ストーリーを動画で共有し、実務適用イメージを強化

事例 3 税理士・社労士共同チームC:スタートアップ向けグロースサロンでARPU2.3倍

項目内容
サロンテーマスタートアップの成長支援(資金調達×人事ガバナンス)
会員数200名(開設8か月)
会費月額 9,900円
成果VIPプラン(3万円/月)に35社がアップグレード → 平均顧問単価2.3倍

成功ポイント

  1. 税理士と社労士が合同でライブ配信を行い、ワンストップ感を演出
  2. KPIダッシュボードにより、資本政策・採用コストなど数値を可視化
  3. 年2回のオフラインワークショップでコミュニティ結束を強化

顧問契約を増やすオンラインサロン設計 7ステップ

  1. ターゲットを業種・課題ベースでセグメント(資金繰り、人事評価など)
  2. 3か月先までのコンテンツカレンダーを作成し、初月に価値を体験させる
  3. Q&Aチャネルを用意し、応答SLAを明記して信頼度を担保
  4. KPI(会員数、解約率、アップセル率)をダッシュボードで可視化
  5. 成功事例をサロン内外へ発信し、社会的証明を蓄積
  6. プレミアム階層で個別コンサルや訪問対応を用意し、アップセル導線を確立
  7. オフライン施策(勉強会、経営者交流会)でコミュニティロイヤルティを向上

まとめ

税理士・社労士がオンラインサロンを導入すると

  • 専門知識をスケールさせつつ見込み客と信頼関係を育成
  • ピンポイントの課題解決コンテンツで即時の顧問契約につながる
  • KPI管理により継続率とアップセルを両立できる

当社では企画設計から運営ダッシュボード構築、LINE連携までワンストップで支援しています。顧問契約拡大にオンラインサロンを取り入れたい方は、ぜひ問い合わせフォームからご相談ください。

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

関連記事